放射線治療品質管理

トレーサビリティ

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トレーサビリティとは、計測結果の信頼性を示す指標である「不確かさ」がすべて表記された切れ目のない比較の連鎖を通じて、計測結果が国家標準または国際標準に関連付けられることを意味します。つまり、国家標準あるいは国際標準とのつながりを意味する「トレーサビリティ」が確保された計測器は、信頼性が証明されていることを示します。

当財団の線量校正事業はJCSS認定事業者として登録されたことにより、JCSSシンボル付きの校正証明書を発行しております。このJCSSシンボル付きの校正証明書は、国家計量標準とのトレーサビリティを証明するものです。JCSS認定については、こちら。

放射線の国家標準は、国立研究開発法人産業技術総合研究所が保有しており、二次標準機関を通じてユーザーに供給されます。当財団は、治療用線量計校正の二次標準機関として線量計校正を実施しております。

【 治療用線量計校正のトレーサビリティ体系 】
治療用線量計校正のトレーサビリティ体系

当財団で実施している線量計校正の校正作業は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所の照射線量標準場で実施しております。照射線量を決定するために、標準場で使用する装置および計測器を紹介します。

■照射装置および測定器

60Coγ線照射装置(TYC-3001、ヨシザワLA(株)製)
高精度の照射制御が可能な外部シャッターを備え、タイマー制御により測定を行っています。

照射装置

特定二次標準線量計

 電位計

AE-132R No.3603447

((株)応用技研製)

 電離箱

C-110(0.6cc) No.1011

((株)応用技研製)

特定二次標準線量計は、国立研究開発法人産業技術総合研究所にて2年に1度jcss校正を行っています。また、jcss校正を実施しない年については、依頼試験(jcss外)を行い、特定二次標準線量計の校正定数変化を確認しています。
   
  空中温度計(Quarts thermometer QTD-822A No.99385、明星電気㈱製)
水中温度計(Quarts thermometer DMT-622 No.15461、東京電波㈱製)
温度計は、JCSS校正を2年に1回の頻度で行っています。
 

  気圧計(Digital manometer MT220 No.27D33147C、横河電機㈱製)
気圧計についても、JCSS校正を2年に1回の頻度で行っています。

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