放射線治療品質管理

ガラス線量計について

HOME > 放射線治療品質管理 > ガラス線量計について

 蛍光ガラス線量計は、ラジオフォトルミネセンス(Radiophotoluminescence:RPL) 現象を利用した固体線量計です。銀イオンを含有した銀活性リン酸塩ガラス素子に放射線を照射すると、RPL中心が形成されます。このRPL中心は紫外線照射により励起され、安定状態に戻るときにオレンジ色のRPLを発光します。この発光量は吸収線量に比例しており、読み取り装置で発光量を読み取ります。

 放射線の照射によって形成されたRPL中心は非常に安定しているため、蛍光ガラス線量計は紫外線や読み取り操作等による消滅がなく、フェーディングの影響が極めて小さいなど優れた特性を持ちます。蛍光ガラス線量計はTLDと異なり、何度でも繰り返し読み取りが可能です。安定状態にあるRPL中心は、アニール処理で消失するため、繰り返し使用が可能です。

蛍光ガラス線量計システム

蛍光ガラス線量計素子: GD-302M (旭テクノグラス㈱製)
読み取り装置:FGD-1000 (旭テクノグラス㈱製)
蛍光ガラス線量計素子は、直径1.5mmφ、長さ12mmの蛍光ガラス棒状素子(grass rod dosimeter: GRD)を使用しています。
GRDには3桁のIDが刻印されています。(写真参照)
蛍光ガラス線量計素子  

↑ページTOPに戻る