放射線治療品質管理
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治療用出力線量測定事業 出力線量測定について

放射線治療の領域における照射線量、治療用照射装置の出力線量が全国的に同一基準ということががん治療 及び臨床研究の基本であります。放射線治療の品質管理および品質保証を行う上で、治療に関わる装置の保守 管理が非常に重要となります。

照射線量の品質保証は本来各施設内において実施すべきでありますが、近年ではそれに加えて第三者的検証の重要性に対する認識が高まってきており、線量計を郵送して照射装置の出力確認を第三者機関が行う第三者評価プログラムは、IAEA(International Atomic Energy Agency)やWHO(World Health Organization)を始めとした機関により、世界各国で実施されており、全世界の約60%の施設が郵送測定による第三者評価プログラムに参加しています。(平成19年11月)

当財団では、平成19年11月1日より第三者評価機関として「治療用照射装置の出力線量測定業務(郵送測定)」を開始致しました。当初はX線のみの測定でしたが、令和元年11月1日より電子線の郵送測定も開始致しました。