放射線治療品質管理
不確かさについて
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ガラス線量計を用いた測定系の相対標準不確かさ(包含係数k=2)は表1の通りです。これは約95%の信頼度で、測定結果を基準に不確かさの範囲内に真の測定結果が存在するという意味です。
したがって、装置の出力が、JASTROの外部放射線治療におけるQAシステムガイドラインにて勧告されている許容範囲(±2%以内)や、本出力線量測定における許容範囲(±5%以内)を満たしていても、測定結果が許容範囲を超える場合があります。逆に、装置の出力が許容範囲を超えていても測定結果が許容範囲内に入る可能性もあります。
下記にその確率をまとめましたので、測定結果の解釈において御参考下さい。
表1:各測定条件の相対標準不確かさ(包含係数k=2)
校正条件
表2:X線校正条件における真の値の存在確率
-10.0%
0.0%
-9.5%
-9.0%
-8.5%
0.1%
-8.0%
0.3%
-7.5%
1.2%
-7.0%
3.5%
-6.5%
8.6%
-6.0%
18.2%
-5.5%
32.5%
-5.0%
50.0%
-4.5%
67.5%
-4.0%
81.8%
-3.5%
91.4%
-3.0%
96.5%
-2.5%
98.8%
-2.0%
99.7%
-1.5%
99.9%
-1.0%
81.5%
100.0%
-0.5%
90.2%
93.1%
0.5%
1.0%
1.5%
2.0%
2.5%
3.0%
4.0%
4.5%
5.0%
5.5%
6.0%
6.5%
7.0%
7.5%
8.0%
8.5%
9.0%
9.5%
10.0%
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