放射線治療品質管理
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データ記入シートへの記入方法

MU値の計算は治療計画装置によって行ってください(TomoTherapyおよび電子線を除く)。各治療計画装置におけるMU計算の手順書を下欄に掲載しておりますのでダウンロードしてご使用ください。また、治療計画装置の使用方法についてはメーカーにお問い合わせください。

照射データ記入シートの内容は、測定結果の算出に使用するため正確に記入して下さい。照射装置1台につき1枚、4条件につき1枚の作成をお願い致します。なお、FF条件、FFF条件、TomoTherapy条件、CyberKnife条件、電子線条件でそれぞれ別シートとなります。

照射データ記入シートは測定セットに同梱いたしますが、下記より電子ファイルをダウンロードいただくこともできます。電子ファイルを使用される場合は、線量校正センターにE-mailで送付するか、印刷して測定セットと一緒に返送してください。

照射データ記入シート
リニアック
通常(FF)ビーム用 [][]
FFFビーム用 [][]
TomoTherapy用 [][]
CyberKnife用 [][]
電子線用 [][]
各治療計画装置におけるMU計算の作業手順書
1.Varian_Eclipse
2.Elekta_Monaco
3.Accuray
Precision(CyberKnife)
②TomoTherapy第三者評価用Procedure作成手順
 H_Series
  Radixact_Radixact_TDS_Ver1.x
   Radixact_Radixact_TDS_Ver2.x以降
4.HITACHI
Pinnacle3
RayStation(DICOM Data)

1. リニアック用(FF, FFFビーム)データ記入シートの記入方法

基本情報

基本情報

担当者(対応者)は照射に携わった方をご記入ください。内容についてお問い合わせする場合があります。

モニター線量計の校正

モニター線量計の校正

リファレンス
線量計
モニター線量計の校正に使用している線量計について記入してください。
電位計校正日、kelecは分離校正を受けている場合のみ記入してください。
線量計測
プロトコル
線量評価に使用しているプロトコルを記入してください。
ファントムの
種類
モニター線量計の校正に使用しているファントムを記入してください。
MU校正の
結果
出力線量測定を行うビームについて、校正時に使用したTPR20,10、TMRの値、および測定された基準深のDMUを記入してください。

治療計画装置

治療計画装置

MU計算に用いた治療計画装置、計算アルゴリズム、バージョンを記入してください。

  • 照射条件と計算MUが確認できる治療計画レポートを添付してください。
  • 治療計画装置に登録されている、「絶対線量計算の基準となる線量とMUの関係」が確認できる画面の写しを添付してください。

照射記録

照射記録

ピース記号 使用した測定ピースの「記号-番号」を記入してください。
FFF条件の測定には「FFF」記号のピースを使用してください。
照射野
サイズ
「10×10」等、正方形照射野のサイズがわかるように記入してください。
ウェッジ ソフトウェッジを使用した場合にはチェックをつけてください。
計算MU 治療計画装置で計算されたMUを小数第1位まで記入してください。
照射MU 実際に照射したMUを記入してください。

  

2. TomoTherapy用データ記入シートの記入方法

基本情報

基本情報

担当者(対応者)は照射に携わった方をご記入ください。内容についてお問い合わせする場合があります。

基準条件測定

基準条件測定

電位計・
電離箱
基準条件測定に使用している線量計について記入してください。
電位計校正日、kelecは分離校正を受けている場合のみ記入してください。
ファントムの
種類
基準条件測定に使用しているファントムを記入してください。
測定結果 測定に使用したHTTPR20,10、PDD(d=10cm)、および測定された基準深線量率を記入してください。

照射記録

照射記録

ピース記号 使用したFFF記号ピースの「番号」を記入してください。
照射時間
[sec]
照射した時間[秒]を記入してください。
照射線量
[cGy]
照射した線量を小数第1位まで記入してください。

  

3. CyberKnife用データ記入シートの記入方法

基本情報

基本情報

担当者(対応者)は照射に携わった方をご記入ください。内容についてお問い合わせする場合があります。

基準条件測定

基準条件測定

電位計・
電離箱
基準条件測定に使用している線量計について記入してください。
電位計校正日、kelecは分離校正を受けている場合のみ記入してください。
ファントムの
種類
基準条件測定に使用しているファントムを記入してください。
測定結果 測定に使用したCKTPR20,10、TMR(d=10cm)、および測定された基準深のDMUを記入してください。

治療計画装置

治療計画装置

MU計算に用いた治療計画装置、計算アルゴリズム、バージョンを記入してください。

  • 照射条件と計算MUが確認できる治療計画レポートを添付してください。
  • 治療計画装置に登録されている、「絶対線量計算の基準となる線量とMUの関係」が確認できる画面の写しを添付してください。

照射記録

照射記録

ピース記号 使用したFFF記号ピースの「番号」を記入してください。
計算MU 治療計画装置で計算されたMUを小数第1位まで記入してください。
照射MU 実際に照射したMUを記入してください。

  

4.電子線用データ記入シートの記入方法

基本情報

基本情報

担当者(対応者)は照射に携わった方をご記入ください。内容についてお問い合わせする場合があります。

モニター線量計の校正

モニター線量計の校正

  • 出力測定を行うビームについて記載して下さい。それ以外の治療で使用するビームについては任意で記入して下さい。
リファレンス
線量計
モニター線量計の校正に使用している線量計について記入してください。
電位計校正日、kelecは分離校正を受けている場合のみ記入してください。
線量計測
プロトコル
線量評価に使用しているプロトコルを記入してください。
ファントムの
種類
モニター線量計の校正に使用しているファントムを記入してください。
MU校正の
結果
出力線量測定を行うビームについて、校正時に使用したR50, dc[cm]、PDD(dc)の値、および測定された基準深のDMUを記入してください。

治療計画装置

治療計画装置

治療計画装置で計算した場合は、照射条件と計算MUが確認できる計画結果レポートを添付して下さい。

照射記録

照射記録

ピース記号 使用した測定ピースの「記号-番号」を記入してください。
計算MU 計算されたMUを小数第1位まで記入してください。
照射MU 実際に照射したMUを記入してください。

  

5.お問い合わせ(E-mail提出先)

照射データ記入シートに関するお問い合わせ、および電子ファイルの提出は下記連絡先までお願いいたします。

(公財)医用原子力技術研究振興財団 線量校正センター
TEL:043-309-4330
FAX:043-309-4331
E-mail:info-kosei@antm.or.jp